芯ズレ、傾き
考えられる要因としては
- 圧入ヘッドなど治具
- 異物かみこみ
です。
1についてはどこで芯を合わせているかなどが重要になり、現状の設備では対応できないケースもありました。
2については圧入直前にエアーブロー装置を付けるなど対策します。
荷重不良の原因にもなりますので注意が必要です。
2については圧入直前にエアーブロー装置を付けるなど対策します。
荷重不良の原因にもなりますので注意が必要です。
カジリについて
ワークがそれ以上動かなくなるような状態で、圧入の場合、局部的な焼きつきが一般的な表現です。
面圧に対して材質の硬さが許容オーバーの状態であるため
面圧に対して材質の硬さが許容オーバーの状態であるため
- 荷重などの規格自体を見直す
- 面圧を左右する摩擦係数を落とす
といった対策が必要です。
圧入面の面取りや油塗布するだけでもかなり違ってきます。
圧入面の面取りや油塗布するだけでもかなり違ってきます。
圧入荷重不良
圧入を常時監視することで不良がどのタイミングが生じたのか把握できます。
- 荷重が低い→通常よりもしめしろが小さい
- 荷重が高い→通常よりもしめしろが大きい
これらがどのタイミングで生じたのか、全体的なのか部分的なのか確認ができます。
相談内容では圧入データがバラつく(傾き角度がバラバラである)場合もありました。
抜け荷重不良
抜け荷重は現在良く言われている課題です。
圧入力=抜け荷重ではなく、また算定式で出される数字と実際の抜け荷重は若干違います。
それは影響のある項目は多岐に渡るためです。
圧入力=抜け荷重ではなく、また算定式で出される数字と実際の抜け荷重は若干違います。
それは影響のある項目は多岐に渡るためです。
- 圧入時の温度
- 圧入角度
- 圧入スピード
スピードもゆっくりと圧入したものと早く圧入したものでは数値的にも違います - 材質など
これらは相関関係を統計をとることで確認していきます。
圧入を検査する
製品の圧入深さ自体を計測することはストローク・荷重管理の組み合わせでできます。
では圧入しめしろがきちんとされているかどうかはどう確認したい場合は?
→製品自体をシールさせエアーなどのリークテストをする方法があります。
リークする位置に留意しながら、漏れ量を計測する方法です。
では圧入しめしろがきちんとされているかどうかはどう確認したい場合は?
→製品自体をシールさせエアーなどのリークテストをする方法があります。
リークする位置に留意しながら、漏れ量を計測する方法です。
事前に試してみる
事前に圧入を試して確認をしたい。という声があります。
一度ご相談下さい。
一度ご相談下さい。