作業工程の自動化は色々あります
ある会社が、将来的に人を省いての工程となるように自動化を進める、と決定。
工程数も多いが、細分化し、運ぶところはスペースの条件もありロボットになる構想までは行った。
仕様条件を決めていきながら実際に自動化は可能なのか、取引商社・取引装置メーカーなどに相談。
現状の工程において、容器の交換などの工程で使用している治具自体が、ロボットでは寸法的問題や複雑動作になり、カメラなどで認識しながらやろうとしてもNGという回答。
治具自体がオリジナルな要素があり、生かさなくてはいけない部分もあるので、違う方法でといっても制約条件が多く手詰まり状態に。
どこに相談したも同じ回答になるので、困った状況に。
HPで当社を検索し、相談しようと思い問い合わせ。
当社に相談
先ずは状況・課題のヒアリング
今までの検討材料なども再確認しました。
工程の目的に対して、同じ効果となるような装置化が可能か検討。
課題のある工程については全体の自動化の方向性を
考えながら装置提案を心がけます。
治具自体の改良の必要性を確認
現状の治具で必要な要素+自動化に合わせる要素
を含めた治具を順を追って開発構想
(課題は順番に出てきます)
治具設計開始
開発治具での動作確認
(同じ治具ですが違うテーマの検証が必要なケースもあります)
ロボット動作を仮定した全体工程の再検証し、
全体装置へ。
このように作業者用のラインの自動化の場合、
自動化にあたり解決するテーマ・改善が必要のためテストや治具の開発を先に進めてないと成立するかどうか分からないケースも多くあります。